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重機まわりの安全対策(1)

土木・建設の作業現場では、毎年のように重機との接触や巻き込み事故が発生しています。

『重機オペレーターの「誰もいないだろう」、
『作業員の「重機は旋回してこないだろう」という思い込み』
『作業に夢中で、重機の接近にまったく気付かなかった』
『重機の近くを通る意思を示したが、自分の意思がオペレーターにうまく伝わっていなかった』

など、その多くは、思い込みや誤認によるヒューマンエラーに起因するものです。
従来は、事故防止のため、作業員や監視員は旗振りや手振りで通行の意思や危険をオペレーターに知らせていましたが、
作業に集中していると、周囲の状況には気付きにくいことがあります。
 
また、それに気づいたとしても、
こちらの意思が間違いなく伝わっているかどうかを確認することができませんでした。

そんな一歩間違えば重大な事故に繋がってしまうのでは・・という不安解消に大きな役割を果たしてくれるのが、
ここに紹介する重機用安全管理警報システムです。 

製品概要

作業員が持つリモコンと、重機に取り付けた本体、

サイレン、パトランプなどにより、お互いの意思を確認することができます。

 

「ばか騒ぎ」標準セット

(リモコン3個付属)・・・

本体x1、標準アンテナx1、サイレンx1、

パトランプx1、

ストップボタンx1、

シガーソケットアダプターx1、

収納用アルミケースx1、収納バッグ、

マグネット基台付アンテナx1、リモコン(RT-3)x3

 

カタログダウンロード 

設置方法

※重機のシガーソケットアダプター(24V電源)が使用不可の場合、

バッテリーとバッテリー充電器が別途必要です。
※リモコンは、1個単位での追加注文を承ります。
※販売・レンタルともに、梱包・送料は別途請求となります。
※レンタルの場合、返却費用はお客様のご負担となりますので、ご了承ください。
※レンタル期間は1カ月単位で承ります。

日割りでの計算は致しかねますので、悪しからずご了承ください。

双方向での無線通信が可能な「ばか騒ぎ-TR」もご検討ください。

安全管理警報システム「ばか騒ぎ」「ばか騒ぎ-TR」は、
国土交通省のNETIS登録技術活用製品です。
NETIS登録技術製品を活用することで、
設計段階での比較対象において技術指定の採用が期待できます。
 
また、入札契約時の総合評価や施工における工事成績評定において、加算の対象になります。

活用事例

(ケースその1)作業員が重機周辺を通行する場合

通行の意思がある作業員が携帯するリモコンのボタンを押すと、サイレンが鳴ります。
サイレンに気づいたオペレーターが作業を中断してボタンを押すと、
重機のパトライトが点灯します。
作業員はパトライトの点灯で作業が停止されたことを確認できるので、
安全に通行することができます。

(ケースその2)作業員が重機(除雪機)の周辺で作業をする場合

重機との接触の危険を察知した作業員や監視員が、
携帯しているリモコンのボタンを押すと、サイレンが鳴ります。
オペレーターは、サイレンでの警報によって直ちに作業を中断できるので、
接触事故を回避することができます。

(ケースその3)斜面崩壊危険個所で作業をする場合

斜面崩壊の予兆に気づいた場合、監視員が携帯するリモコンのボタンを押して、
サイレンを鳴らします。
サイレンの警報により、オペレーターや作業員は直ちに作業を中止して、
事前に確認していた安全な場所に退避します。
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