お客様から寄せられるご質問に答えます。
水位計
1.水位計設置の際に気をつけることは?。
ここでは、水位計の設置例が最も多いボーリング孔の水位を測る場合について説明します。
・水位変動が大きい時は、センサーの持つ測定範囲をオーバーしないか確認します。
・孔底にスライムが沈殿していることがあるので、センサーを孔底に設置することを避けます。
・孔口から出てくるケーブルは、むき出しにしておくと小動物に噛み切られる恐れがあるため、保護管を通すなどの対策を施すことが望ましいです。
パイプ歪計
2.パイプ歪計で2方向の場合、データロガーにはどう接続すればいいの?
基本的に奇数chにX方向の端子、偶数chにY方向の端子というように交互に接続します。 例えば、深度15mのボーリング孔に1.0mピッチで2方向タイプのパイプ歪計を埋設した場合、地表に出てくるケーブルは15本になります。それを全てデータロガーで計測する場合は、1本につきX方向用chとY方向用chの2chが必要になり、15本あるので計30ch必要になるというわけです。
パイプ歪計
3.50本のパイプ歪計を自動観測したいけど、50ch対応のロガーはある?
50ch装備のデータロガーは、弊社では取り扱っておりませんが、30chを装備したスイッチボックス(DCN-SW30)を販売しております。スイッチボックスは、2器の連結が可能ですので、最大60chを増設することができます。
パイプ歪計
4.パイプ歪計の埋設時に気をつけることは?
まず、パイプ歪計の向きです。パイプには、方向の基準となる赤線が縦に記されており、これを山側に向けて埋設します。パイプのジョイントの際も確実に赤線を合わせます。 ケーブルがパイプの外にある外線式の場合は、埋設の際にケーブルがたるまないように、ビニールテープなどでパイプに固定します。埋設後、ケーシングを抜く際には、地表のケーブルが損傷しないようにしっかりと束ね、立ち上がりパイプに固定しておくようにします。
伸縮計
5.伸縮計と不動点を結ぶ線は、たとえば針金でもいいの?
伸縮計は、亀裂をはさんだ位置に動点と不動点を設定し、この2点間をインバー線で結ぶことで2点間における変位量を計測するという仕組みです。インバー線は、温度影響を受けにくくする特殊な加工が施してあるため、伸縮計観測には最適です。針金やピアノ線などは、温度の影響を受けやすいため、正しいデータにはならないでしょう。
伸縮計
6.伸縮計設置の際に気をつけることは?
インバー線は、塩ビ管を通して風や雨等の影響を受けないようにします。また塩ビ管は、まっすぐに配置して固定します。動点となる杭は、ぐらぐらしないようにしっかりと打ち込みます。
孔内傾斜計
7.孔内傾斜計の計測の時、気をつけることは?
プローブを挿入する際は、ゆっくりと孔底まで下ろします。孔底まで下ろしたら10〜20分程度そのまま放置し、プローブを周囲の環境に慣らしてから観測を開始します。
雨量計
8.雨量計設置の時、気をつけることは?
樹木などからの雫が入らないように、周囲になにもない場所を選定します。木々の近くですと落葉が受水口をふさいでしまい、正確な雨量が計測できなくなります。